30代脱サラ独身男の海外留学ブログ

カナダカレッジ留学で私が感じたことなどを発信していきます

【カナダ留学】30代からの留学って実際どうなの?脱サラ現役留学生が解説します

社会人生活が数年経つと、「あれ、私の人生これで正解だったのかな?」とか「退職して留学行ってみたいな」とか、自分の人生について見つめ直される方がいらっしゃるのではないでしょうか。今日は人生迷走中の30代脱サラ現役留学生が、「30代からのカレッジ留学ってぶっちゃけどうなの?」ってところを私の経験を踏まえて解説していきたいと思います。

この記事はこんな人にオススメ

  • 社会人で留学に行くか迷っている方
  • 退職して留学したいと思っている方
  • カナダカレッジ留学のリアルを知りたい方

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目次

年齢の差はあまり感じないかも?

私はカナダの田舎の2年制カレッジのKinesiology専攻の1年生です。クラスの年齢構成は以下の通りです。
  • 25人  19~20歳(カナダ人)
  • 3人   25~35歳くらい(留学生)
  • 1人   65歳くらい(カナダ人)
「え、年齢差めっちゃあるじゃん」って思うかもしれませんが、これは学部によって傾向がかなり違うと思います。ビジネスやIT系の専攻は、留学生や30~40代の割合が高くなる傾向があります。私の留学生の友達はほぼこのレンジに入ります。
また、カナダ人はあまり年齢を気にしていない方が多い印象があります。友人関係でも仕事やボランティア関係でも。さらに、仕事・ボランティアに申し込むときほとんどの場合年齢は書かないし聞かれないです。それよりも特定分野の学歴や経験がないと全く相手にされません。
 

メンタル面ではかなりしんどい思いをするかも、、、

完全に私の主観です笑 将来への不安、お金の不安、ホームシック、友達が全くできないなどなど。人によると思いますが想像以上にメンタルがきついです。これまで30年生きてきてきた中で精神的に1番つらい時期でした。特に留学先で友達をつくるのはかなり難しいです。英語力やコミュニケーション能力次第でしょうけれども。これから留学されるかもしれない皆さんのために、「留学前にもっと準備をしておけばここまでつらい思いをせずにすんだのに!」といま思うことをシェアいたします。
 

英語で自分の考えや物事の説明をできるようにしておく

言うまでもない笑 日本にてもオンライン英会話で十分対応可能です。
 

海外映画、ドラマを使って勉強

海外映画、ドラマよりも難易度の高い会話が留学先の日常では繰り広げられています(これ、マジです!!)。カナダ人ネイティブも映画やテレビの影響を受けながら育ってきているので、実際の日常会話でも映画で使われるスラング・表現がよく出てきます。そのため、映画、ドラマを学習することがカナダ人の会話を理解するための近道になるというのが個人的な意見です。逆にこれが理解できないレベルだと、友達とワイワイ楽しめるキラキラしたキャンパスライフをおくることはきっと難しいでしょう。個人的には留学生が英会話を上達させるうえで最も質の高い教材だと思っています。
 

副業による収入源の確保

退職留学の場合だと、留学後の収入が一切絶たれます。自分の口座にお金ががいらず出ていく一方っていうのはけっこうしんどいです。常にお金の心配をしなければならないからです。事前に大金を用意できる方は別ですが、副業による収入源を留学前から確保しておくと精神的にかなり楽になると思います。「留学してからやればいいや」と考えがちですが、フルで授業を取ると勉強だけでかなり忙しいです。事前に準備しておく方がベター。ちなみに私は現在ブログやTwitterYOUTUBEによる副収入を目指し、もがきながら頑張っているところです笑
 

英語はそんなに上達しないかも?過度な期待はしない方がベター

よくある留学広告のキラキラしたような留学生活、劇的な英語上達はまずできないと思った方がいいです。圧倒的なコミュ力や頭脳があれば別ですが、凡人というか平均的な人には厳しいと思います。日本で英語そんなにできるようにならなかったという人は海外に行ってもおそらく期待するレベルの改善は見られないと思います。留学先で、英語話せない ⇒ 自信なくなる ⇒ 人と話せない ⇒ 友達出来ない ⇒ ひきこもる っていう方は意外と多いと思います。その中で、もがいてもがいてもがいて、少しづつ英語に触れる機会を増やし、一歩ずつ英語を上達させていく。1か月後、6か月後、1年後の節目節目で「使える表現がちょっと増えたかな」とか「お、今日本語経由しないで言えたぞ」とか多少気づくレベルだと思います。
カレッジ留学は学位を取るために行くものであって英語の改善のための場所ではありません。なので、細かい文法の間違いや言葉のチョイスミスなど教授を含め誰からも指摘されないです。また、英語を話す機会は自分で積極的に作っていかないと意外とそんなにないです。私は留学後2カ月でその事実に気づき、この間ホームステイに引っ越してきました。ホームステイのことは以下の記事でまとめていますのでよろしければ確認してみてください。
 

卒業後の仕事は?

先ほども書きましたが、年齢はそこまで重要ではありません。APPLYするポジションと関連する学位や職歴などが重視されます。ただし、私のように公務員の事務職からKINESIOLOGYという大胆な方向転換をして全く経歴がないという方でも道がないわけではありません。その道とは、カレッジに通いながら希望職種に関連するボランティア(インターン)をすることです。大学の教授は専門分野の仕事やボランティアに関する豊富な情報を持っています。教授に紹介してもらったボランティアに従事することで、就職時に必要不可欠な経歴を作ることができます。カナダでは職歴や学校の成績だけでなく、ボランティア活動が非常に高く評価されているので、カナダでジョブをゲットしたい方は必ずやっておいたほうがいいでしょう。さらに、日本でもよくあるかと思いますが、ボランティア(インターン)をしていた会社に卒業後そのまま社員として雇ってもらえるケースもあるようです。ゼロベースで留学に来ても希望職種につける可能性は意外とあります。
 

さいごに

最後まで読んでいただいてありがとうございます。なにか気になったことがあれば是非コメントお待ちしております。また、もしよかったらツイッターのフォローもお願いします。まだ始めたばっかりですが留学で感じたことなど日々つぶやいていきます!