30代脱サラ独身男の海外留学ブログ

カナダカレッジ留学で私が感じたことなどを発信していきます

【カナダ留学】TOEIC700点の僕が留学4カ月で感じたこと9選

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私は33歳で脱サラして2021年9月からカナダカレッジ留学に来ています。留学前の英語テストのスコアがTOEIC700点、TOEFL80点(正確には78点)、という留学生の中で最低ラインの状態で留学生活を開始しました。そんな私がカナダカレッジ留学で「英語」について感じたことを9個に絞って書いていきたいと思います。
 
この記事はこんな人にオススメ
留学に行くか悩んでいる方
留学に行って本当に英語力が身につくのか疑問に思っている方
留学のリアルを知りたい方
 

 

留学4カ月で感じたこと9選

基本的な手続きは一人でできる

私は大学受験の時英語をたくさん勉強したので、文法や単語、リーディングは結構得意な方でした。TOEFLのReading でも26点。読むのはそんなに問題ないし、時間をかければ伝わる文章を作れました。なので、大学の科目登録や保険、携帯などなど基本的な手続きはギリギリ何とかなったような気がします。相手の言っていることを理解できなくても何度も聞き返したり、最悪の場合にはメールなど文字でやり取りすることで何とか切り抜けました。
 

授業は7割くらい理解できる

大学の教授は発音がきれいだし留学生にもわかる簡単な表現を使用してくれる場合が多いです。また、パワーポイントなどVisualな資料が使われるケースが大半ですので、全て聞き取れなくてもなんとなく言っていることがわかる感じでした。ただ、生徒が教授に質問してConversationがはじまると全くついていけなかったです。
 

電話は正直きつい

電話では雑音が混じっているためかなり聞き取りづらいです。Barなど騒々しいところで話を聞いているような印象。もうね、まじでこれは厳しい。状況にもよりますが、理解度は10~50%のレンジに収まる印象です。たまーに留学生慣れしてる人が電話に出ると理解できますが、ほぼ無理。今でもできるようになるイメージが湧かないです。ヘルプ。
 

留学生とはギリコミュニケーションが成り立つ

英語を第二言語とされている方であればなんとか意思疎通できます。文法めちゃくちゃ&ボディランゲージ満載ですが笑 留学生の英語はスラングが少なく基本的な表現が多用されているので結構わかりやすいケースが多いです。ただし、出身国ごとに英語の特徴がはっきりと分かれています。例えば、西欧系の方々は圧倒的に英語ができ(TOEFL110とか)ネイティブと間違えるくらい流ちょうに英語を使いこなしています。訛りもそんなにないように感じます。一方で、インドやアフリカ系の方々は訛りが結構強く、理解しづらいケースが多いです。
 

若者ネイティブとはほぼコミュニケーションが成り立たない

私が話す英語は結構通じます。ただし、相手からのレスポンスはほとんど理解できないのでコミュニケーションが成立しません。たまーに、「How was the test?」などお互い共通のSpecificな話題を振れば60~70%理解できるときもありますが、かなり稀です。普通に友達とするようなSmall talkはかなりきついです。例えば「How was your weekend?」なんて話題を振ろうものなら大惨事になります。結構楽しそうに週末の出来事を語ってくれるんですが、スラング満載+周辺のマイナー地名やらなんやらわからないことだらけ+そもそも固有名詞(地名)なのか動詞なのかも判断できていない、という悲惨な状況が生まれてくるわけです。何を聞き返したら良いのかもわからない状況。留学行ったことある人ならきっと共感してくれると思います。
 

友達ができなくてつらくなる

以上の状況から、日に日にコミュニケーションを取る自信がなくなっていくわけです。私のクラスはほぼカナダ人なので全く友達ができずかなりしんどかったです。時が経つにつれ、人とコミュニケーションを取る時間が少しずつ減っていき全く話をしない日もありました。その時の悩みや英語で話す機会を確保するために取り組んだことなど書いている記事がありますのでよろしければそちらを是非読んでみてください。

英語で話す機会が意外と少ない

自分から積極的に行動していかないと英語を話す機会を作ることができないです。コミュニティやアクティビティに参加する、強靭なメンタルをもってクラスメイトに話しかける、特に用もないのに教授に質問する、など。活きた英語を学べるリソースは整っていますが、結局シャイな性格で自分の殻を破れずにいると日本にいるのと大差ないような気がします。
 

海外ドラマって最強の勉強ツールじゃね?

留学して少し経つとネイティブの会話と海外ドラマで使われる表現が少し似ているな、と感じ始めました。ネイティブの話に全くついていけない私にとって海外ドラマは「これ以上ない活きた教材だ」と考えるようになり、NETFLIXを使って本気でリスニング、シャドーイングの勉強を開始しました。今のところ1時間×2カ月程度しか続けていないので効果は不明ですが、NETFLIXはほぼ英語のスクリプトがついているのでめちゃくちゃ便利です。いまさらですが、これ日本でもできちゃんですよね笑
 

留学ってこんなものか

勇気を振り絞って外に飛び出していかなければ英語が全く上達しないことに気づき始めました。多分留学きてうまくいく人って、日本にいても外人見かけたら積極的に話しかけにいけたり、いい意味で他人の目を気にせずあらゆる手段を使って語学習得に取り組める人なんだろうな、と感じています。私はシャイな性格で他人の目を気にしがちなのですが、来期からは自分にもできる範囲でもう少し積極的になれるように頑張ります!
 

これから留学を考えている方へアドバイス(偉そうにすみません)

留学前にリスニング力の強化を!!

留学前に日本でできることがたくさんあります。特にリスニング!!TOEICの英語じゃなくてリアルな英語をある程度理解できるようにしておくことが大事だと思います。留学リスニング難易度を表すとこんな感じです。
ネイティブの会話>>>海外ドラマ>>>>>>大学の授業>海外NEWS>>>TOEIC
私にとっては、大学の授業と海外ドラマの間に超えられない壁があるような気がします。
 

留学前に「行動力」をつけておこう!!

私見ですが、日本で英語伸びないから留学に頼るっていう考えはやめた方が良いような気がします。確かに留学は英語学習に最適な環境であることは間違いないですが、自分から積極的に行動できなければ期待するほど英語が伸びない可能性が高いです。逆を言えば、自分から積極的に行動できる人であれば日本でも英語上達すると思うんですよね。とにかく僕が今思うのは、「行動行動行動」あるのみ。日本にいるときから外人の友達を作ったり海外のコールセンターに電話してみたり、生の英語に触れる努力をするなど行動力をつけておくことで、渡航後の留学生活がより充実したものになるような気がします。それくらいできないようだと留学きても何も行動できない可能性大です。留学先では英語学習のための豊富なリソースがあるので、それを使い倒せるくらいの「行動力」をつけておきましょう。
 

さいごに

最後まで読んでいただいてありがとうございます。なにか気になったことがあれば是非コメントお待ちしております。また、もしよかったらツイッターのフォローもお願いします。まだ始めたばっかりですが留学で感じたことなど日々つぶやいていきます!